プライシングの視点から見る子ども料金

子供料金をプライシングの観点から見るには、競合となるサービスと比較しないといけない。電車バスなら自家用車と、動物園などなら遊園地など他のレジャー施設と。

子供料金は、原価プラス適正利潤のプライシングや、価値価格によるプライシングでは導かれない。 

ネットの中でもゲームや、データ通信では子供料金に類する制度があるが、レジャー施設などと競合するからだと考えると理解しやすい。

 ただ、子供料金という競争価格の中でも、価値価格によるプライシングもできる。たとえば、キッザニア*1は大人の料金のほうが安い。そもそも子どもしか入れないアトラクションが多いのだから価値価格観点では当たり前だ。

顧客が得られる価値をきちんと定義することがプライシングのはじめの一歩だろう。競合があると思ったとしても、適切な分析をすることで、キッザニアのようなプライシングが実現できる。

 

 

 

 

使わないまま放置していた自転車を処分した話

昔にリサイクルで出されていた自転車を引き取っていたのですが、整備の問題なのか、老朽化の問題なのか、前輪の空気圧と、前輪のブレーキの調子が悪くなっていて、使っていませんでした。ちゃんと専門の人に見てもらって修理すべきところは修理して使えるようにしようと思って、自転車屋さんに持ち込んで、診断してもらいました。結果、前輪だけでなく、後輪も歪んでいるなど、全面的に修理が必要とわかりました。そういった専門家の判断を受けて、廃車にすることにしました。

 

素人判断だと、だましだまし使ったかもしれませんが、すぐに他の部分が故障して動かなくなっていたと思います。それだと意思決定として品質がひくいだろうし、専門家に見てもらったということは良かったと思いました。

 

 

Let's note CF-SX2にCloudReadyをインストールしたら快適だった

自宅のPCで、PanasonicのCF-SX2がなかかパフォーマンス的に苦しくなってきていたのだが、 CloudReadyをインストールしたら、すごく快適になりました。

USBメモリからの起動が、3つあるUSBポートのうち、右側にあるもののみが使えるという仕様だったり、 CloudReadyをハードディスクドライブにインストールする最中に再起動されたので、正常にインストールされたのかと思いきや、 ちゃんとインストールされていなかったので再度インストールが必要だったり、LCDの輝度設定が変更できないと思いきや、起動画面*1で最大輝度にすれば変更できるようになったり、といったトラブルがありましたが、現在は非常に快適に使えています。

意外だったのが日本語キーボードが日本語キーボードとして使えるということ。USキーボードしか使えないとばっかり思っていたので、思わぬ副産物でした。

それに、Lets noteのキーボードが好きなので、叩いていて気持ちいいです。

*1:正確にはPanasonicのロゴが表示されているときに、Fn+F1/F2で輝度設定が変えられる

Nozbeでの作業記録

集中して作業をしている時に、突然誰かから話しかけられたりして、仕事が止まってしまうことがあります。

特にお客さんから「特に急がないんだけど・・・」、と言って声をかけられたりすると、 割り込み作業として結構重篤な問題を生じます。割り込み作業で頭を使わないわけにもいかず、結局集中力がそこで途切れてしまうのです。

しかし、話しかけてきた人が悪いわけではないのです。

そこで、その場でどこまでやっていたかっていう情報をこまめに記録しながら、作業していきたいと思っています。 当然、Nozbeには記録する機能はあるのですが、Nozbeにどこまで作業していたのかという記録をするのは意外と面倒な問題です。 複数の方法があるから、散在するのです。

また、Nozbeは作業記録をしていくためのツールではないため、Completedとなってしまったプロジェクトに記録されていたノートは、 後から確認することは出来ません。正確には確認することは出来るのですが、大昔の仕事というのは削除されてしまうということがあります。

そこで考えられる方法は以下の通りです。

1. Evernote を使って記録していく方法

Pro: Nozbeと連携できる、検索性が高い Con: 入力が遅い

2. Google ドライブにファイルを記録していく方法

Pro: Nozbeと連携できる、音声入力が優れている Con: ファイル作成が面倒

3. Google Keep を使って記録していく方法

Pro: ファイル作成が面倒でない、入力が速い Con: Nozbeと連携していない

4. PC のローカルファイルに記録していく方法

Pro: 入力が速い Con: Nozbeと連携していない、散在しがち

結局どれもあまり良いではありませんでした。

そこで私は考えたのが 、Google ドライブのファイルとプロジェクトというのを一体化させるという方法です。

Google ドライブに後、Nozbeでプロジェクトが作られたら一つドキュメントが作られるようにしておき、 そのドキュメントに対してコメントを書きながら作業を進めていくという方法を考えました。

Google ドライブのドキュメントはこうやって音声入力を使うことができるので記録をするものとしてはかなり便利かもしれません 。

App Scriptは、そのうち公開できればいいかなと思っています。

Todoistに乗り換えるか悩んだ末、Nozbeを2020年5月まで延長することにしました

NozbeのSoloプランの期限が到来しており、Todoistに乗り換えるか悩んだ結果、結局Nozbeを2020年5月まで延長することに決めました。やや高い支払となりましたが、 下記を納得したうえでの決定となります。

1. GTDをベースとした生産性向上方式とすること。

やはり、「なにか」を峻別しながらActionに峻別していくGTDの考え方がすべての基本であろうと思います。 他の考え方は、自分に何かしらのルールを課すアプローチとなり(記録をする、朝一に本来の仕事を入れる、など)、正しい場面もあると思うのですが、 ルールというほどルールに純粋化しておらず、ガイドラインにとどまっていることが不満として、自分の中にとどまっていることが一番の要因です。 もっとはっきりと、MUSTとしてのルール、出張中だろうが、休日だろうが、子供が病気になろうが、適用できるルールが整備されていれば、 そちらの考え方に乗り換えたかもしれません。GTDはその意味で、純粋度の高いコンセプトであると考えています。

そこで、GTDの考え方を適用できるツールとして定評のある、NozbeとTodoistが選択肢として残りました。

2. Google Calendarとの相互連携が完璧にできること

GTDではカレンダーはカレンダー、つぎやることリストはつぎやることリスト、と峻別することを求めています。 峻別する思考プロセスが必要、ということでもあります。思考プロセスを妨げないようにするためには、カレンダーと次やることリストは同期する必要があります。 このコンセプトは、見逃されがちですが、重要です。

3. 支払金額を正当化できること

投資は合理的であろうと考えています。Todoistに比べて年間約6,000円ほど高いわけですが、この6,000円が2から得られる効果よりも低ければ、投資は合理的だと判断できます。 Google Calendar手作業で同期する作業は、毎日10分かかるとして、年間で3,650分=約61時間です。この時間は他の仕事に向けられれば、もっと仕事ができるので機会損失となるので、私の時間単価がたとえ1,000円だとしても、61,000円で、意味があります。たとえ、毎日1分かかるだけとしても6,000円です。これだけ意味があれば十分でしょう。

ということを踏まえて、オリンピックイヤーまでは少なくともNozbeを続けることとしました。

一緒に、Nozbeを使っていただける方は、以下のリンクからどうぞ。アフィリエイトとなりますので、その点はご承知おきください。

教育無償化の方策

教育無償化政策の人気があまりない。僕が見る限り、政策の筋が悪いというよりも、教育をどう考えるかということとうまくマッチしていないというのが、見立てだ。政策として正しいとしても、拒否反応が出て、うまく運用されなくなってしまう。

 

教育を権利と考えるか、投資と考えるか、エリート選抜と考えるか、の3種類が考えられる。

 

権利なら、無償なのは当然のような話だ。投資と考えれば、教育による利益は投資した人がもらうべきだから、学歴と収入の相関は、学費の個人負担率に依存する。エリート選抜と考えれば、エリートは国費で負担し、それ以外は個人負担となるだろう。

 

皆が教育が権利だと思っていれば無償が当たり前なのに、そうではないということは、権利だと思ってないのだろう。

 

日本は学歴で大きく収入が変わるかといえば、それほどでもないのに、学費はたくさん払うので、これもまた違いそうだ。

 

すると残るはエリート選抜だが、もしかしたら一番国民感情に近いかもしれない。

 

問題は、ポリコレ的に教育は権利なのに、感情が教育をエリート選抜と乖離が起きていることだろう。

 

 

 

見かけたルール

電車の中でこんなルールの記述があった。

 

非常用ドアコック

非常の場合にはこの腰掛の下のハンドルを手前に引けばドアは手で開けられます

みだりに車外に出ると危険です

もしも出るときは他の電車やおりる場所にもご注意ください

なお係員の指示があった場合にはそれに従ってください

 

素人の乗客が見て、扉を開けて降りられるとはわからない。扉を開けないというのは、暗黙にルールとなっている。

 

非常の場合以外、扉を開けてはいけない、降りる場合、注意しなければいけない、係員の指示があればそれにしたがわなければいけない、というのがルールの骨格である。

 

非常の場合というのは、定義が難しい。まず、限定列記するのは不適切だ。火事の場合、地震の場合、と書いたら、ゴジラが襲ってきた場合が含まれなくなってしまう。

 

このような場合、事後的に客観的な方法でチェックするという定義の仕方がある。現実的には、係員が判断するで良いだろう。

 

非常の場合以外、扉を開けてはいけない。非常で無く扉を開けた場合、係員が差し止めるので、従うこと。

 

このように、定義が難しいルールは、事後的な強制力を担保する措置をセットにしておくというのが有効だ。