ビジネスルール(ケーススタディ)

ルールに書いていないことが何でもできるわけでもない。

前回、ルールに書いていないことはなんでもやっていいというbawbrの主張をしたものの、一つ重要な点を書き残していて、物理的(技術的)にできないことや、経済性や、倫理性、市場性の観点からできないことなど、ルールに書いていないけれども、やりたいと思…

ルールに書いていないことはなんでもやっていいのだろうか?

前回ルールは、制約をし、強制をするもので、それら(制約と強制)がないとルールとして何かがおかしいということを書いた。その裏側として、ルールに書いていないことは、なんでもやっていいということなのだろうか? 普通の常識人なら、なんでもやっていい…

よくないルールを修正する

身近なルールの中にも「よくない」ルールがあって、修正を検討すべきだと思う。会社員の人なら、あなたの会社にも就業規則というものがあって、そこにはこのような条文が書いてあると思う。 採用日から6か月間継続勤務し、所定労働日の8割以上出勤した労働…

「あってはならない」ではなく「はいけない」と述べよう

不始末の謝罪や、それを非難する文脈で「であってはならない」という言葉遣いを目にすることがある。あまり目くじらを立てるつもりはないし、他の人が使う分には特段問題にするつもりもないが、自分はこの言葉遣いを使わないつもりだ。 簡単にいうと、「であ…

暗黙の社内ルールとしての会議

前回、社内ルールとしてのメールを取り上げた。前回必ずしもきちんと伝えきれた自信はないものの、ルールを作ることで生産性が下がるのではなく、ルールを明確に定義しないことによって、生産性を向上する道をふさいでいるということを示したつもりだ。 今回…

暗黙の社内ルールとしてのメール

いくつか暗黙の社内ルールを取り上げたいと思う。その第一に、メールがいいのではないか、と考えた。社内メールの目的は、第一に非同期の連絡手段を社員に提供するということだけど、暗黙にいろいろなルールができているのではないか? ・例えば、24時間以内…

統制される組織は窮屈か?

コンプライアンスのために、効率度外視のルールが決められていることが、日常のビジネスで問題になって久しいと思う。コンプライアンスは、いたって平たく言えば、経営者が、株主やら、検察やら、マスコミやらから、訴訟を起こされたり、逮捕されたり、非難…