2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

契約 vs 恩恵

契約は自由を前提とし、自由は要求を前提とする。 恩恵は尊厳を前提とし、尊厳は知識を前提とする。 知識や尊厳が市場経済とうまく合わないのはここが原因かなぁ。

戦後のフィクション

戦後のフィクションが、世代交代を通じてネタベタ変換したものの、安倍政権の5年間で戦前の地層や江戸時代を掘り返してみるムーブメントにより、やっぱりフィクションだったとわかるというのって、理念を大事にする人から見たら、やりきれないと思う。でも、…

「カタカナ語批判」批判

カタカナ言葉を多用すると小池さんが批判されているが、言葉尻で批判するのは本質的な批判を妨げるのでやめてもらいたい。政策の具体性がないとか、実現性とか、政策相互の矛盾とか、現状認識の誤りとか、他の指摘をしろよって思った。

オープンデータ礼賛

産業政策は成功しにくいとされているが、僕はちょっと違う意見を持っている。つまり、うまくいく産業政策がありうるという意見。うまくいくのは、それは将来の見通しをつけやすくするオープンデータの提供というもの。これは多分橋や道路のインフラと同じよ…

「夢能」とは関わらない

ここで「職業にミスマッチな人物で、適性について成長することが客観的に期待できない人」を「夢能」と呼ぶ(造語)。職業には適性があるので、単に職業がミスマッチなだけだ。 夢能と関わると、成果が出ない。 これは、見逃されているようで重要な真実だ。…

権利と義務の関係は、電流と電子の関係に似ている

権利と義務の関係は、電流と電子の関係に似ていて、電子の流れが基礎だけど、電流の方が応用面で扱いやすい。義務は基礎研究にはいいけど、国家や市場などを分析するには権利の方が扱いやすい。 問題は自然権とか基本的人権を分析するときに、差が出ること。…

解散権は、政党政治の危険性を抑制するために必要な総理大臣の権限だ

希望の党は、単に準備不足なだけだと思うけど、首班指名をする人を決めずに選挙に臨む様子を見ると、解散権を総理大臣が持つべきということがはからずも分かる。もし、議員でない人間(都道府県知事とか)が、多数党を支配する権力を持った時、内閣総理大臣…