不安で何も手につかない状態からの脱出方法 を読んだ

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括弧書きの「割り込みタスク」に翻弄されていると、何も手がつかなくなる。すべてが緊急タスクで、どれも締め切りに間に合わない、なんてことが結構あるが、正直キツい。

蔵園さんは、それは妄想の連鎖が発生していると教えてくれた。 僕の言葉でいうと、一つの妄想が別の妄想を生み出し、再生産しているということ。

いや、正直言うと、自分のいつもこんな状況に陥るときには、連鎖しているというより、 狭い出口にむかって脱出しようとしてパニックになり、出口で喧嘩しているイメージ。

いや、これこそがイリュージョンなんだろう。

「頭の中に浮かんでいる問題の中で、現実に起こっているのはどれか?」

出口に押しかけている群衆イリュージョンで、いわば幽霊みたいなもの。 そうはいっても、幽霊がたくさんいたら、怖いよね。

「いま、自分は悩み続けることに何かのメリットを感じていないか?」

出口をおさえているガードマンが、いちいち、身分証を確認するのが面倒なので、一律、却下しているようなものか。 いや、そしたら、行列を作れと大声を出している感じか。 その大声が、自分の中で鳴り響いている。

または、味方かスパイかわからないところで戦うのがつらいので、一律スパイだと考えているようなものだろうか。 自己防衛をするためには、敵を知らなければいけないのに。 お花畑の世界を目指しているということかもしれない。 信頼できるのは、現実のみ。現実のみが味方。

「いま、何をしていないことで、私の恐れや不安は増大しているのか?」

何もしていないことで、敵は増えるばかり。 戦略レベルで、同盟を結んでくれる味方を探すか、 戦術レベルで、敵の機先を制して、叩き潰すか、 技術レベルで、効率を上げて対応するか、 ということだろう。