「新しい生活様式」について

「新しい生活様式」について、自分は一部肯定的、一部否定的にとらえています。

肯定できる点。まず、明文化しないことには始まらない。今までの、不要不急の外出を控える、三つの密を避ける、などといった行動変容の内容と比べて、 感染につながる飛沫や接触への防御がダイレクトに接続されているから、解釈がしやすいからです。 不要不急ではないからといって、感染するリスクがある行動をすることを許容しているのが、特にストレスだったのです。

感染しない/感染をさせないために、飛沫や接触を防ぐというこや、 また、感染の急激な拡大を防ぐために人との接触機会を減らすというのも理解できるのですが、 どこまでやったらいいかわからない。

否定的な点。新しい生活様式は、ルールになり切れていないところ。「できるだけ」とか「可能な限り」とか、「やむを得ない場合に」とか、この手の言葉は取り外したほうがいい。 できなかったら感染する/させるリスクが上がる、ということ。できなかったら、その感染リスクを自分や周りの人に強いているということがわからないとよくないと思います。